ゼロからつくる家系図(第22号)〜人数が多い場合の書き方〜 /自分でつくる家系図
 
相続・遺言はこちら
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

    ゼ ロ か ら つ く る 家 系 図  (第22号)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 こんにちは、行政書士事務所 リーガルアシスト横浜の清水です。

 アンケート継続中です。
 
  みなさん、戸籍を実際に取り寄せたり、家系図を作ったりして
  いるのか、困ってることは何か?などを知りたいと考えて
  つくってみました。
  
    簡単です。
    ★ひきつづき、やってますので、よろしく(∩_∩) ★
 
   	http://legal-assist-yokohama.com/kakeizu/e2.php


 アンケートで「戸籍を調べるのはうまくできたのだけれど、人数が多くて
 家系図を作るのが大変」という回答がありました。
 
 そこで「人数が多い場合にどうするか」を今回の話にします。


目次
 1.記載人数が多い場合の書き方
 2.編集後記

  はじめに、このメルマガでお話する事について、
  ざっと概要を書いておきます。[第x号]というのは
  すでに話したところです。[■]は今回の話です。

  ------------------------------------------------------------------
  家系情報の取得((住民票[第1号]=>)戸籍の取得)
    戸籍の取得
      戸籍/除籍/改製原戸籍[第2号]
      どこからどうやって取得するか[第3号]
      謄本/抄本[第3号]
      定額小為替[第2号]
      戸籍謄抄本等請求書(地域により名前は異なります)[第3号]
      本人確認資料[第4号]
        住民基本台帳カード[第6号]
      本人とのつながりを示す資料[第4号]
    戸籍の読み取り
      書式の種類[第2号]
      戸籍に関係した法律[第5号]
      記載原因[第6号]
      個人情報欄[第6号]
      本籍欄、戸籍筆頭者欄、前戸主欄、事項欄[第7号,第8号]
      戸籍をたどりかた[第9号]
      数字、変体仮名、地名[第9号]
  作図
    家系図のスタイル[第10号]
    ソフトウェア選定のポイント[第11号]
    家系図用パソコンソフト[第12号]
    家系図用ネットサービス[第13号]
    officeと他の汎用ソフト[第14号]
    officeでの作図[第15-18号]
    フォントについて[第20号]
    記載人数が多いときの対応[■]
  その他
    長期保存[第4号]
    プリンタ[第5号]
    紙[第7号,第8号]
    巻物・和本など[第10号]
    インターネット検索[第9号,第10号]
    図書館の利用[第11号]
    個人別電話帳[第12号]
    地名事典[第13号]、地名のサイト[第18号]
    PDFツール[第16-17号]
    近隣諸国の戸籍・家族制度[第21号]
    その他

======================================================================

1.記載人数が多いときの対応

  自分ついていうと父母両方とも追いかけて、戸籍に登場する人は
  自分を含めて7世代200人以上になりました。父親側はずっと横浜近辺
  だったので、火災や空襲でなくなってしまった戸籍も多いので、人数の
  2/3以上が母親側です。という事は、両方とも十分に追跡できた場合
  には、300人に達する可能性もあるでしょう。

  そうなるとなかなか大変です。
  
  家系図のスタイル[第10号]にかいた、基本的な結線の仕方で、且つ名前
  +続柄+生没年を戸籍に登場する人物すべてについて描こうとすると、
  かなりのスペースを必要とします。
  
  文字サイズと人数の限界をみるためのサンプルを作ってみました。
  A3サイズに30人×7段のもの
  	http://legal-assist-yokohama.com/vf.php?f=k_A3_tmpl_30x7_1.doc
  	http://legal-assist-yokohama.com/vf.php?f=k_A3_tmpl_30x7_1.pdf
  生没年の文字サイズは、このあたりが小さいほうの限界ではないでしょう
  か。ぎりぎり一杯につけて30×7=210で、接続用の線を曲げて詰め込ん
  だとしても150人程度が、基本的な描き方では限界でしょう。手描き
  では、このサイズも困難かもしれません。
  
  
  アンケートに答えて下さった方の具体的な状況がみえないので、いくつか
  の可能性を考えてみます。一応、縦系図を基本とします。

 (1)父方と母方を分ける
 
    詳細なものは、母方と父方を分けます。全体を把握しやすくる
    ために、直系のみの図を追加的に作ってもよいかもしれません。

 (2)生没年は入れずに結線方法は基本どおりで全体図をつくる

    生没年をなしにするのなら、名前をもう一段階小さくすることも
    可能です。そうすれば、なんとか入るのではないでしょうか。
    尤も、この場合、やはり詳細な情報の入った図が欲しくなるで
    しょうね。

 (3)簡略な記載方法にする

    人数が多くなると、単にスペースがきついだけでなく接続関係が
    複雑になり、基本どおりの結線方法ではうまく行かなくなります。
    線が重なったりします。
     例えば、叔父・叔母の配偶者の父母を描こうとするような場合
    です。このような場合、直系以外の父母は、横に添書きしてやると、
    すっきり収まります。
     また違う例ですが、婚姻を示す二重線ですが、末弟と長女が
    婚姻する場合を除いて、基本どおり描こうとすると、兄弟姉妹を
    突き抜けてしまいます。このような場合には、夫婦の下に直線を
    少し伸ばして、その直線どおしを二重線で結ぶ方法があります。
    もうひとつの方法としては、直系以外の兄弟姉妹は生没年なしで
    名前を小さくして並べてしまうという手があります。

 (4)横系図にする

    巻物や折本で使う横系図にしてしまうという案もあります。
     尤も、横系図をいきなり描くのは難しく下書きとしての縦系図
    は必要になるでしょう。また、全体の関係をみるうえでは、
    横系図ではわかり難いので、(2)案との併用が必要かもしれま
    せん。


  具体的な状況がみえれば、もっと適切なアドバイスもできるかもしれ
  ません。


----------------------------------------------------------------------
2.編集後記

  5月だというのに、暑いですね。夏はどうなるのでしょう。
  
  その最中のインフルエンザ、どうなっていくのでしょうね。
		http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report22_1617.html
  によると、水際対策なんて官僚が言い訳するためのもので無意味だそうで
  す。実際、潜伏期間でも伝染するというのならもっとも。
  
  2006年に家系図とは全然関係なしなのですが、ナショナル・
  ジオグラフィック誌がやっているDNA解析で、人類がアフリカ
  からどういうルートでやってきたかを調べるジェノグラフィック・
  プロジェクトに参加しました。このDNA解析関係の本を読んで
  います。
  
  家系図と関係なくもないこの話、次回か次々回にでも書こうと考えています。


  せっかく読んでいただいているので、わからない所や、知りたいことが
  あったら、質問してくださいね。
  magazine@legal-assit-yokohama.com や
   http://legal-assist-yokohama.com/kakeizu/QAform.phpから
  質問をお送りください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━