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ゼ ロ か ら つ く る 家 系 図 (第11号)
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こんにちは、家系図制作舎サービスを運営している行政書士事務所
リーガルアシスト横浜の行政書士の清水です。
きのう、急に読者の方が増えました。どうしたのかな?とメルマガ名で
検索をかけたところ、ウィまぐで紹介されたのが判って納得。
magmagには有料でウィまぐなどで紹介するサービスがあるのですが、
家系図作成サービスの注文を増やすのが目的なら、確かに価値があり
そうですね。
当事務所でも、家系図作成サービスはしてますが、このメルマガで
すぐに増やそうとは考えてないので、有料サービスは使ってません。
もちろん、宣伝してもらうのは歓迎です。良かったら知り合いにも
勧めてくださいね。
さて、そんな訳で今号ははじめての方も多いので、最初に簡単に今までの
流れを紹介しておきます。
家系図を作るために知ることは大きく3に分けることができると思います。
(あ)家系図とは何か
(い)家系図の情報を手に入れる方法
(う)家系図を作る方法
これまで、最初に(い)から始め、前回(あ)の中の具体的な形について
「家系図のスタイル」という事で書きました。(あ)の歴史や哲学的な
意味を考え出したら長くなりそうですが、このメルマガは作るうえでの
実践的な知識の提供を考えているので省略します。今号からは(う)に
入ります。
今までの内容については、当メルマガのバックナンバーか、以下のサイト
を開くと、画面左にある「自分で作るには」の下に具体的なページへの
リンクがありますので、そちらをご覧ください。
http://legal-assist-yokohama.com/kakeizu/tsukuru.php
あと、実際に自分で戸籍をとってみると、判らない点も出てくると思い
ますので、その際には質問をお送りください。できるだけお答えします。
https://ss1.coressl.jp/legal-assist-yokohama.com/kakeizu/QAform.php
目次
1.家系図の作成 〜 ソフトウェア選定のポイント 〜
2.ミニ知識 〜 図書館の利用 〜
3.編集後記
はじめに、このメルマガでお話する事について、
ざっと概要を書いておきます。[第x号]というのは
すでに話したところです。[■]は今回の話です。
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家系情報の取得((住民票[第1号]=>)戸籍の取得)
戸籍の取得
戸籍/除籍/改製原戸籍[第2号]
どこからどうやって取得するか[第3号]
謄本/抄本[第3号]
定額小為替[第2号]
戸籍謄抄本等請求書(地域により名前は異なります)[第3号]
本人確認資料[第4号]
住民基本台帳カード[第6号]
本人とのつながりを示す資料[第4号]
戸籍の読み取り
書式の種類[第2号]
戸籍に関係した法律[第5号]
記載原因[第6号]
個人情報欄[第6号]
本籍欄、戸籍筆頭者欄、前戸主欄、事項欄[第7号,第8号]
戸籍をたどりかた[第9号]
数字、変体仮名、地名[第9号]
作図
家系図のスタイル[第10号]
ソフトウェア選定のポイント[■] 専用ソフト?wordやexcel?
wordでの作図 テンプレートの使用
fontの設定など
その他
長期保存[第4号]
プリンタ[第5号]
紙[第7号,第8号]
巻物・和本など[第10号]
インターネット検索[第9号,第10号]
図書館の利用[■]
その他
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1.家系図の作成 〜 ソフトウェア選定のポイント 〜
メルマガの読者の方は、やはりソフトで作成したいのでしょうから
ソフトウェアでの作成にしぼって話を進めます。最終的には、
なんらかの形あるものにしたいのだと思いますが、その場合でも
ソフトウェアで途中までは作成するほうが楽でしょう。
まったくソフトウェアを使わずに作るという方には、ポストイット
を使うことをお勧めしときます。いきなり描いてしまうと、配置を
変更するのが大変です。
さて、ソフトウェア選定のポイントです。
当事務所の家系図のホームページ、どんなキーワードで来る人が多い
と思いますか?TOP2は「家系図あるいは家計図」、次はこれに
加えて「作成」です。その次が
・「家系図 フリーソフト」
・「家系図 サザエさん」
になります。昨年は「徳川」も上位だったのですが、さすがに減って
きました。
yahooでもgoogleでも、「家系図」で検索すると、これらが検索の候補
で出てきます。候補にでるから上位なのか?上位だから候補なのか?
鶏と卵みたいですが、あの検索候補を示す機能で、上位はより上位に
なりやすいのは確かでしょうね。
そんな訳で、フリーソフトへの関心は高いようですが、この読者の方
はどうでしょう?
現在、ソフトウェアを使って家系図をつくるという場合、大きくは
3種類に分類できます。
・家系図作成に特化したパソコン上で動くソフトウェア
・家系図作成に特化したネットワーク上のサービス
・wordなどの汎用的なソフトウェア
選ぶ基準としては、価格、機能、サポートなどいろいろ考えられますが
次世代までデータを引き継ごうと考えるならば、継続性というのが
大きな基準になるでしょう。
データを記録し、保管するメディアの耐久性については、以前第4号で
書きましたが、ここでいうのはいつまでそのデータを読めるソフトウェア
が継続するのか?という事です。
今、自分が使えれば良いということであれば継続性はあまり考える必要は
ありません。
しかし、次世代といってもねえ、GMやフォードだって来年存在するか
判らない時代、マイクロソフトやグーグルだって先の事は判らないから
考えようもないと思いますか。
たしかに、マイクロソフトやグーグルだって先行きは判らないですが、
ある程度大きなシェアを占め、利用者を持ったソフトのデータは他の会社
がほって置きません。互換性のあるソフトウェアやサービスが出てきます。
まあ互換性といっても100%の互換性というのは難しいですが、そこ
そこのものは出てくるでしょう。
この観点からみた場合、正直なところ、専用ソフトウェアや専用のサービス
は、どれも充分に安心できるというレベルには達していないと思います。
個人的にはメジャーよりマイナー好みなのですが、ここではマイナーを
お勧めするわけにはいきません。
専用のソフトウェアやサービスは、当然のことながら、家系図作成の
機能は豊富で手間はかからないという利点はあります。ですので、
そういう仕組みで入力データをきちんと印刷できるものであれば、
印刷物と一緒に保管するというのも手ではあります。
次回は「家系図作成に特化したパソコン上で動くソフトウェア」の紹介です。
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2.ミニ知識 〜 図書館の利用 〜
前2回にわたって、インターネットでの検索方法について書きました。
今やインターネットは欠かせないですが、ある程度長い文章を読みたい
ときなどは本のほうが良いですし、自分の探しているキーワードの周辺
にある情報を探るのにも、ゴミのような情報を避けて探すのにも、
図書館は役にたちます。
(1)分類法は必要?
かっては図書館を使うには、図書の分類法を知らないといけなかったの
ですが、現在は図書館も検索システムを持っているので、あまり分類法
を知る必要はなくなったといって良いでしょう。
図書分類法:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E5%88%86%E9%A1%9E%E6%B3%95
(2)国会図書館にはすべての本がある?
日本には国会図書館法によって本を国会図書館に納めることが義務付け
られているので、原則として出版された本はすべて国会図書館にあることに
なっています。といっても実際は8割程度らしいです。
納本制度:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%8D%E6%9C%AC%E5%88%B6%E5%BA%A6
(3)開架式、閉架式
あと知っておくべきこととして重要なのが、閉架式と開架式の違いです。
国会図書館は原則として閉架式(自分で棚から取り出せない)且つ貸し出し
なしなので、身近な図書館で探してないときに使う図書館といっていいで
しょう。
またある程度大きな図書館では、開架になっている本のほかに閉架式で
保管している本もありますので、検索したものを棚で探してみつからない
場合、その本は依頼すると持ってきてくれる場合があります。このような
本については、検索結果をみると保管場所に書庫と記載してあるはずです。
保管場所が書庫のみになっている本は、探すのは無駄なので、最初から
図書館員に依頼しましょう。
(4)探せないときは図書館員に聞きましょう
図書館員は本の専門家です。自分で思ったように探せないときは、相談
すると良いアドバイスをもらえるかもしれませんよ。
(5)図書館の検索システム
・国会図書館検索システム http://opac.ndl.go.jp/
以下、強力なリンク集がありましたので紹介しておきます
・都道府県立図書館蔵書検索リンク集
http://j7p.net/pub/link/pref.html
・公共図書館蔵書検索リンク集
http://j7p.net/pub/link/
図書の検索システムは、一般のyahooやgoogleと異なって、タイトル
著者、出版社、テーマ、図書分類などの属性情報で検索できますので、
有効に使えば、情報を絞り込めます。一方、失敗すると沢山でてきて
手に負えないのはインターネットと同じです。何の属性を探している
のか、意識して検索しましょう。
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3.編集後記
今度の日曜日は、横浜国際女子駅伝。いよいよ第27回の今回で、最後に
なります。最後は日本に優勝してもらいたいですね。家から歩いて5分で
コースなので応援します。
そして、この後は、東京国際女子マラソンの後継となる大会が開催される
そうなのでたぶん年末になるのでしょう。まだ何も情報が流れてないです
が、それは最後の女子駅伝までに流してしまうと、そちらに関心が移って
しまうからでしょうね。
という事で、この駅伝のあとも、楽しみです。
せっかく読んでいただいているので、わからない所や、知りたいことが
あったら、質問してくださいね。
magazine@legal-assit-yokohama.com や
http://legal-assist-yokohama.com/kakeizu/QAform.phpから
質問をお送りください。
ところで、2月22日は何の日かご存知ですか?
「行政書士記念日」です。知らないですよね。wikipediaにも出てません
でした。昭和26年2月22日に行政書士法が制定された日なんです。
行政書士の仕事は広くていろいろありますが、当事務所では、相続や遺言
のサポートもしています。何か困ったことや、知りたいことがあったら
連絡いただければ力になれると思います。
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