1.インターネット検索 今や、なんでもまず検索はインターネットという時代になりました。 だいぶ知っている人も多くはなっているとは思いますが、知らない人も まだまだいるだろうというちょっと便利な検索方法を紹介しておきます。 google、yahoo共通の使い方です。 (1)除外方法 たとえば「家系図」と入れて検索すると、当方も含めて行政書士の サイトがいっぱいでてきます。 こういう時「家系図 -行政書士」と半角のマイナスを行政書士の前に つけて検索すると、だいぶ違った検索結果になります。 徳川とはサザエさんの家系図も関係ないよと思ったら、 「家系図 -行政書士 -徳川 -サザエ」とすればOKです。 余談 「家系図 横浜」とやると、yahooだと良いのですが、googleだと 駄目です。「家系図 横浜 -ラーメン」としないといけません。 検索に強いgoogleですが、こんな弱点がありました。 (2)入力した文字列そのままの検索 ただ、「リーガルアシスト横浜」といれて検索すると、適当に文字列が 分解されて、「リーガル アシスト 横浜」と入力したのと同じ検索 がされます。googleだと11万件もリストされますが、うちはそんなに ページは持ってません。 こういう時は、半角の二重引用符で囲むと、文字列分解されずに検索 されます。「"リーガルアシスト横浜"」 (3)ちょっと複雑な条件 言葉を複数並べると、すべて含んだものを探しますが、 どれかを含む場合は、 OR で結びます 「徳川 OR 豊臣 OR 織田」 だと、yahooでは31,200,000、googleでは3,840,000 「徳川 豊臣 織田」 だと、yahooでは113,000、googleでは1,260,000 ORで結んだほうが多くなるわけで、yahooもgoogleもそうなって ますが、yahooのAND/OR比が1/300程度なのに、googleは1/3! ちょっと違いすぎですね。 (4)あるサイトの中に絞って、検索したい時 以前、このサイトで見つけたんだけど、どこだか判らないという時に 使う方法です。 「用語 site:legal-assist-yokohama.com」 というような使い方ができます。 半角でsite:と書いて、続けて探したいサイトのhttp://のうしろを 記入します。 (5)時期を絞っての検索 検索キーワードの入力エリアの右にある検索オプションを開くと 現在から24時間以内などの指定ができます。 2.図書館の活用 今やインターネットは欠かせないですが、ある程度長い文章を読みたい ときなどは本のほうが良いですし、自分の探しているキーワードの周辺 にある情報を探るのにも、ゴミのような情報を避けて探すのにも、 図書館は役にたちます。 (1)分類法は必要? かっては図書館を使うには、図書の分類法を知らないとかなり効率が 上がらなかったのですが、現在は図書館も検索システムを持っている ので、分類法をそれほど知らなくても良くなりました。 図書分類法(wikipedia) (2)国会図書館にはすべての本がある? 日本には国会図書館法によって本を国会図書館に納めることが義務付け られているので、原則として出版された本はすべて国会図書館にある事 になっています。といっても実際は8割程度らしいです。 納本制度(wikipedia) (3)開架式、閉架式 あと知っておくべきこととして重要なのが、閉架式と開架式の違いです。 国会図書館は原則として閉架式(自分で棚から取り出せない)且つ貸出し なしなので、身近な図書館で探してないときに使う図書館といっていい でしょう。 またある程度大きな図書館では、開架になっている本のほかに閉架式で 保管している本もありますので、検索したものを棚で探してみつから ない場合、その本は依頼すると持ってきてくれる場合があります。この ような本については、検索結果をみると保管場所に書庫と記載してある はずです。保管場所が書庫のみになっている本は、探すのは無駄なので、 最初から図書館員に依頼しましょう。 (4)探せないときは図書館員に聞きましょう 図書館員は本の専門家です。自分で思ったように探せないときは、相談 すると良いアドバイスをもらえるかもしれませんよ。 (5)図書館の検索システム 国会図書館検索システム 公共図書館関連の素晴らしいリンク集がありましたので紹介します。 両方とも杉田さんという方のサイトの一部です。 都道府県立図書館蔵書検索リンク集 公共図書館蔵書検索リンク集 図書の検索システムは、一般のyahooやgoogleと異なって、タイトル 著者、出版社、テーマ、図書分類などの属性情報で検索できますので、 有効に使えば、情報を絞り込めます。一方、失敗すると沢山でてきて 手に負えないのはインターネットと同じです。何の属性を探している のか、意識して検索しましょう。